税務調査ってどんなところに気をつけたほうがいいの?
近年のコロナ禍の影響でここ数年は税務調査の件数も減少していましたが、昨年あたりから、当税理士事務所の地元である兵庫県姫路市でも、かなり活発に税務調査が再開されるようになりました。
前回解説しました、税理士を依頼することでのメリット・デメリットをご理解いただいた上で、ここでは税務調査についてお話していきます。
税理士が「税務調査に立ち会う」というワードを聞かれた方も多いのではないでしょうか?
税務調査と言うと何となく、税務署員が押しかけて、資料とかしらみつぶしにチェックして・・・・と怖いイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。
ドラマなどでもよく見かけるシーンですが、あれは税務調査じゃなくて、強制捜査ですので、念のためご説明しておきます。
結論から申し上げて税務調査はそんなに怖いものではありません。
税務調査に立ち会うとは、税務署が行う調査に対して、納税者やその代理人が同席することをいいます。そもそも税務調査は、納税者の権利の保護や税務署の調査の透明性の確保に重要な役割を果たします。
税務調査の立ち合いには、納税者本人やその従業員だけでなく、税理士などの専門家も参加できて、専門家は、納税者の立場を代弁し、税務署との交渉や協議を行えます。
税務調査立合は、納税者にとって有利な制度ですが、同時に注意点も必要です。
以下、主に気をつける3項目を挙げてみます。
①税務署に対して虚偽の申告や証明を行わないこと
②税務署に対して不必要な抵抗や反発を示さないこと
③税務署に対して適切な協力や応対を行うこと
税務調査は、納税者の権利と義務のバランスを保つための重要な制度です。税務調査の立ち合いに参加する際は、上記の注意点を理解し、適切に対応することが求められます。
これらの注意点ですが、税理士と顧問契約をしていれば、①については、普段から正確な申告業務、それに伴うサポート、管理を税理士が行います。また、税務調査において顧問税理士が同席することで、②、③の注意点においても問題はないでしょう。
税理士が税務調査に同席することで、納税者側も、税務署側も公平な交渉と協議を行うことができるのです。これは税理士と顧問契約することの最大のメリットと言えます。
当税理士事務所は税務調査の立会実績も豊富で、納税者の方に安心して調査を受けていただけるよう、しっかりとした準備を行ったうえで立会をさせていただいております。
突然の税務署からの連絡でお困りの方は、初回相談無料ですので、お早めに当事務所までご連絡いただければと思います。
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